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<次世代型保全方式> 予知保全の先にある「止めない保全、設備寿命を延ばす保全」へ

<次世代型保全方式> 予知保全の先にある「止めない保全、設備寿命を延ばす保全」へ

プロアクティブメンテナンス-積極保全-入門

予知保全の先にある「止めない保全、設備寿命を延ばす保全」へ

  

1960~70年代にかけて広まった「予防保全」、1980年代以降それを更に進めた「予知保全」が、現在まで日本では製造業を中心に保全方式のトレンドとされてきました。

しかし、世界ではすでに1980~90年代には航空産業やエネルギー産業がいち早く“その先の次世代型保全”を導入し劇的なコスト削減に成功。これをトリガーに2000年代以降、インフラ産業メーカーなどにその流れが広がり今や「次世代型保全」は世界のトレンドになっています。

この2年、コロナ禍を経験し、日本の企業はこれまで温めていた「大きな改革」を具体的に前進させる動きが急激に進んでいます。
生産効率の向上、コスト削減といった各論的課題はすでに極限となったといわれる現代、日本で急速に注目を集めているのがこの世界トレンド「次世代型保全体制の導入」です。

【IIoT最先端】 プロアクティブメンテナンス-積極保全-

「日本は遅れている!?」

世界はすでに次世代型保全導入で成功

1.ブレークダウンメンテナンス-事後保全(1940年代~50年代)

“壊れたものを修理する”という保全体制としては原始的な方法です。設備の故障による生産の停止や操業率の低下という大きなダメージは、現代では死活問題でしょう。

2.プリベンティブメンテナンス-予防保全(1960年代~70年代)

事後保全に代わって、1960~70年代に主流となったのが予防保全です。予防保全は故障の有無に関係なく定期検査・修繕を行う時間基準保全(Time-based Maintenance/TBM)が主な手法です。

予防保全は設備のダウンタイムを改善する一方で、保全の必要がない設備も含め点検・修繕を行うために保全コストの増大やムダが大きな問題です。

3.プレディクティブメンテナンス-予知保全(1980年代~現在)

予防保全の欠点を解決するために、1980年代以降現在まで広く知られているのが予知保全です。予知保全は設備診断によって保全を行う状態基準保全(Condition-based Maintenance/CBM)が主な手法です。

故障の予兆を的確につかみ発生前に予知、最適な時期に保全を実施することでムダを抑える方法です。振動診断技術が注目され始めたのもここからです。

日本ではこの保全方法が広く認知されてはいるものの、効果的に運用されている例はまだ少なく、中には頓挫したケースもあるのが現実です。

「止めない保全、設備寿命を延ばす保全」

これからは高い生産効率を高い稼働率で維持することが非常に重要な経営戦略指標となります。

故障・トラブルによる稼働率低下は大きな損失要因となることに加え、信頼性の観点からも
 「できる限り設備を止めないこと」、
そして
 「その設備を出来るだけ長く安定的に使えること」
が、企業価値を高め、経営の根幹となる時代になります。

保全体制の見直しをもとに、包括的な経営戦略として設備管理システムの早期導入がカギとなるでしょう。

そして今、New Normal-新時代への改革の時。

プルーフテクニックがご提供する次世代の技術が、設備の状態監視をフル活用し更に進化させた保全方式
「プロアクティブメンテナンス-積極保全」です。

「プロアクティブメンテナンス-積極保全」の真の目的は、故障の早期発見や修理ではありません。
故障の根本原因を積極除去、根絶して、「止まらない設備にする」「設備寿命を延ばす」ことなのです。

<次世代型保全方式>プロアクティブメンテナンス-積極保全

プロアクティブメンテナンス-積極保全とは、
 「振動測定に代表される状態監視により故障の根本原因を発見し、積極的に除去していく保全方式」 です。

CBM手法をより進化させ、センサーネットワークとCMMSなどのシステムによるデータ解析に基づいて、設備の信頼性の最適化を可能にします。

世界では、欧米を中心にすでに積極保全を導入による大幅なコスト・時間の削減に成功した事例が数多く存在しています。
それらの企業では積極保全の運用はグローバル競争に打ち勝つための「経営戦略の重要な柱」になっています。

コロナ禍により、これまでの継続的経営が断たれ抜本的な改革が迫られる今、高度に効率化されたシステム化が生き残りへのカギといえます。

同時にコロナ禍で急速に推進力を増したのがIIoTです。
具体的にはセンサーの技術進化・低コスト化、ビッグデータ処理技術の進展などが、
故障の複雑化や保全費用の高騰、グローバル化による競争激化、既存設備の老朽化、保全管理者の不足などの課題への対応をより加速させるでしょう。

プロアクティブメンテナンス-積極保全の導入によって
「高水準のLCC(ライフサイクルコスト)」や
「高い稼働率」、
そして
「高い運転品質」 等が実現できます。
これはまさに新しい経営戦略の本質といえるのではないでしょうか。

振動測定解析・状態監視、CMMSなど積極保全導入にむけた具体的なご相談や活用法などのお問い合わせお待ちしております。
 *Web商談、オンラインデモもこれまで通り承ります。

<すべてのお問い合わせはこちらまで>

プルーフテクニック株式会社  設備診断事業部

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