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【レーザー軸芯出し器の有用性】大型回転機器での事例紹介

大型回転機器 – スクリュー圧縮機 芯出し作業実例

レーザー軸芯出し器を使った大型回転機器測定 - スクリュー圧縮機
レーザー軸芯出し器を使った大型回転機器測定

回転機器の軸芯出し作業、対象機器が大型回転機器になるほどダイヤルゲージを使う従来の作業方法ではとても煩雑になります。

そこで、レーザー軸芯出し器の真価が発揮されます。

レーザー軸芯出し器ならば、作業効率が格段に上がるのはもちろんのこと、その正確性と再現性の高さをどんな現場でも実現します。


レーザー軸芯出し器で”高品質”測定を。

大型機器の軸芯出し作業でダイヤルゲージを使うこれまでの方法では、こんなことが起きます。

  • ダイヤルゲージをセットするため、大型で重く”たわみ”の少ない特注治具が必要になる。
  • アームの”ダレ”や治具のセット誤差で測定値の信頼性や再現性に多少の誤差があるのは仕方ない。
  • 測定値の読み取りは目測、記録は手書き。
大型回転機器の芯出しでは、ダイヤルゲージをセットするため
大きく重い治具(画面オレンジ色の部品)が必要になります。

ダイヤルゲージでの芯出し作業で起こる「不確かさ」

 ダイヤルゲージによる軸芯出し作業では、その構造の特徴と測定方法のゆえにさまざまな「不確かさ」―いわゆる”誤差”という問題があります。

 スタンドのアームやスピンドルの長さ、測定子の測定圧の大小や位置・角度など、些細な設定や操作の違いで測定誤差が発生します。
 あるいは、アームやゲージの自重でアームがたわんだり、わずかな軸方向変位や測定面の面粗度・真円度・よごれや傷などによっても誤差が発生します。

 そして何より、針を目視する→測定値を手書きで記録する という作業工程で発生しうるヒューマンエラーは、最大の課題といえます。

 これらは、測定値の信頼性や再現性を担保する上でたいへん重大な問題です。

 また、ダイヤルゲージは、測定値をデータとしてダイレクトに記録媒体へ記録できません。ネット接続も不可能です。
 測定値は、針を目視し手書きで記録、そして、測定結果をデータ運用するためには手書きした測定値を表計算ソフトなどに手入力しなければなりません。

 このため、品質管理のために、測定結果の保存管理・比較・検証などを行うためには、測定から記録・保存・活用にはたいへん多くの工数が必要です。
 そして、工数がヒューマンエラーの可能性が内在することになります。

レーザー軸芯出し器で問題を一発解消

 レーザー軸芯出し器は、ダイヤルゲージでの軸芯出し作業の問題点をすべて解消します。

 ダレなどのハード面の問題はすべて消滅!
 測定値の記録、データ保存などソフト面の課題もすべて解決!

 なによりヒューマンエラーの危険性を排除できます。そのうえ作業者の熟練度に左右されるという属人的な課題も解消できます。

 プルーフテクニックならではの柔軟な適応力「アダプティブ アライメント」、つづきはレーザー軸芯出しの製品ページで詳しく。


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